販売課は、ワーキングユニフォームや警備服の受注業務をメインに担当しています。全国の販売代理店やお客様よりいただいたご注文を基幹システムへ入力後、秋田のデリバリーステーションへデータ伝送し、工場から商品を出荷してもらいます。

そのほかには、販売代理店やお客様からのお問い合わせにも対応します。在庫照会、価格・納期の確認、商品仕様の詳細、刺繍やワッペンなどの加工について……と内容は多岐にわたります。頻繁にかかってくる電話を受けながら受注処理も同時に進めていくので、常に優先順位を考えながら業務に取り組んでいます。

販売代理店の方々と顔を合わせる機会はほぼないのですが、電話越しでも「こんな商品を探していたんだ」「納期を調整してくれて助かった」といった言葉をいただけた時は嬉しくなります。「お客様のご要望に応えられた」と実感できて、やりがいを感じます。

入社前の面接時から、販売課は「女性が多く、お互いに協力しあっている仲の良さそうな職場」だと感じていましたが、今でもそのイメージは変わりません。年齢層は20代、30代、40代、ベテランと幅広いですが、年齢に関係なく全員で和気あいあいと仕事ができています。

50年の歴史の中で受け継がれてきたのは、「わからないことはそのままにしない」「お互いに確認し、相談しあう」という社風だと思っています。商材数も多く、加工内容も複雑だからこそ、みんなでお互いの知恵や経験を共有しながら業務を進めています。

また、繁忙期でもなるべく残業をせず、定時で退社できるように全員で協力し合って業務に取り組んでいますし、有給休暇もお互いに調整して取得しています。プライベートも大切にできる職場なので、産前産後休暇・育児休暇を取得した後に職場復帰し、時短勤務で働く社員もいます。

販売課に在籍して10年、長く勤務することができているのは、当社が社員のことを大切にしてくれる会社だからだと感じています。新型コロナの影響が大きかった時期には、在宅勤務やシフト勤務を導入してくれたので全員で乗り切ることができました。また、社員のためを思った福利厚生を取り入れてくれたり、より良い環境になるように制度も変えてくれています。

当社では現在Web注文も導入していますが、大半の注文はFAXで受付をしています。制服にワッペンをつけたり、刺繍を入れたりと、ケースバイケースで対応しなければならない案件が多いため、注文のシステム化が難しいのですが、今後は全員でアイデアを出し合いながら、業務効率化を進めていきたいです。私も部署の役割や業務内容もだいぶ理解できてきましたので、より働きやすい環境づくりに貢献できればと思っています。