転職を考えたきっかけは、子どもの誕生による生活環境の変化です。もともとファッションが好きで、前職の仕事にもやりがいを感じていましたが、当時は21時・22時までの残業が当たり前で子育てに関われませんでした。「もっと子どもとの時間を確保したい」と思っていたので、当社の就業環境は入社を後押しする決め手になりましたね。今では、前職に比べて格段に早い時間に会社を出ています。3人の子どもと一緒に夕食をとり、お風呂にも入れる生活に変わり、家族もとても喜んでいます。

この良好な就業環境だけではなく、創業50年の歴史と自社ビルの存在にも魅力を感じて入社を決めました。面接時に当社を訪問した時、自社ビルがとてもシンプルで、長年堅実に営業を続けていることが伝わってきたんです。また、30人ほどの会社なので、埋もれることなく力を発揮できると感じたことも入社理由のひとつです。

ユニフォームと一般アパレルは同じ繊維業界ではありますが、取り扱い商品も業務内容も大きく違って驚きました。前職のアパレルメーカーでは、常に最新のトレンドを追い駆けて毎シーズン新しい服を作り、半年程度で売り切ることが求められていました。その点当社では、カタログに掲載されている商品から「どれがお客様に最適なのか」を考えて商談に臨むのが基本です。また、新しい方が入社した時のために、常に在庫を切らさずに用意しておくことも重要です。

ヒットを狙って商品を単発で売っていくアパレルの仕事も面白かったですが、機能性やデザインにこだわり、何年も愛用していただけるようなユニフォームを販売していく今の仕事もやりがいがありますね。以前よりも心にゆとりを持って営業活動に臨めていますので、商談中は、販売代理店の方々やお客様はもちろん、自分も楽しい時間になるように心がけています。

月並みではありますが、やはり自分たちが納めた制服を着ている方々を目にした時には素直に嬉しいと感じます。日々の仕事の中で「良い資料が作成できた」「商談が盛り上がった」といった小さな達成感を積み重ねることも大事にしています。

また、ピンチをチャンスに変えられた時にも喜びを感じますね。以前、警備用の備品に初期不良があり、お客様からクレームを受けたことがありました。その際、ただ商品を交換するだけではなく、言葉のかけ方を工夫しながらスピーディーに対応したことで、以前よりもさらに信頼していただけるようになった時は嬉しかったです。

今後は、さらに売上を伸ばし、社内でのポジションアップを目指していきたいです。当社は自分のやりたいこと、チャレンジしたいことを積極的に提案しやすい風通しの良さがあります。会社の中での存在感を高め、いつかは会社を動かせる存在へ成長したいです。